心の中に確実に溜まっていくのに、目に見えないものがあります。
それがストレスです。
この目に見えないものは非常に厄介で、自分でもときに気付けないことが多いので、しっかり対処できる環境を作っていきましょう。
医師という職業はストレスをそのまま身体に溜めこんでしまう方が多いです。
現在も進行している医師不足の問題の大きな原因の一つとなっているのがこのストレスです。
ストレスは甘く見ていると非常に厄介なもので、様々な病気の原因にもなります。
ストレスから病気になったという事例は多く、近年流行している”心の風邪”こと鬱病などもこのストレスが原因となっています。
新米医師は極度のストレス環境に置かれることが多いので、適度にストレスは解消していくことが必要です。
まず、ストレスを解消するためにはその原因となることを知っておかなくてはなりません。
■ストレスの原因
新米医師のストレスとなることの原因には、「仕事の内容」「上司のプレッシャー」「人間関係」「責任の重さ」「運動不足」「患者からのプレッシャー」などがあります。
これらは氷山の一角であって、複雑に絡み合った要因がさらに新米医師の方を圧迫していきます。
心が「もうこれ以上頑張れない」という地点まで来てしまうとそこからストレスを解消するのは難しくなってくるので、その都度解消していくのが一番効果的です。
■ストレスの解消方法
ストレス解消の方法として代表的なのが運動です。
医師不足は慢性的な運動不足になることがあるので、運動をすることによってストレスの解消と運動不足の解消を同時にしていくことが出来ます。
運動が苦手という方でも散歩であればできると思いますし、バスケットボール、野球、サッカーなどのチームスポーツをすることでより刺激になることもあります。
その刺激が心地よくなればストレス解消を自然と促進してくれます。
お風呂も効果的で、精神面を癒していきたいという方は39度以下の比較的ぬるま湯にして、身体を温めると良いです。
適度な温度での入浴は副交感神経を促進し、リラックスした状態を作り出してくれるので、ストレスに効果的なのです。
お風呂は誰でも利用できますし、簡単なのでストレス解消に効果抜群です。
また、趣味などを充実させることも重要で、嫌なことを忘れられる趣味を一つもっているだけでもストレス解消に大きな役割を持ちます。
特に絵を描いたり、小説を書いたり、ブログを始めたり、モノづくりをしたりするクリエイティブ系の趣味を持っていると頭の整理にもなっておすすめです。
新米医師は仕事に追われてなかなかプライベートな時間を捻出することは難しいですが、空いた時間があれば、有効に使うとよりストレス解消になります。
旅行なども効果的ですが、逆に疲れてしまうことや日程の関係で行けない方がいるので、今回は省きました。